【6/12】看護・介護職向けの講演会を行いました

6月12日(日)に八重山圏内の介護従事者を対象に第一回講演会を開催しました。

伊東美緒先生に『ユマニチュードの「やさしさを届ける技法」』を紹介頂きました。

ケアを受ける相手にユマニチュードの技術を用いて接し、メッセージが優しいものとして届いた時の相手の反応の変化は、参加者に深く届いたようでした。

————————————

講師　伊東 美緒 先生からのメッセージ

群馬大学大学院保険研究科老年看護学准教授、　　　　　

ユマニチュード公認インストラクター

ユマニチュードに出会う前、自分としてはケアを受ける相手に対して優しく接していたつもりだったのですが、ユマニチュードに会って、そうでもなかった・・・ということに気づきかされました。気持ちが優しい・優しくないということではなく、相手に伝えるメッセージが優しいか・優しくないかということを意識する必要があります。自分自身の、相手の見方・声のかけ方・触れ方が、どれだけケアを必要とする人に重要なメッセージ性を持つかを理解し、ユマニチュードのケア技術を試していただきたいです。ユマニチュードの技術を用いて相手の反応に変化が現れたとき、（なぜ相手の態度が変わったのか？）と考えることで、ケア技法の意味（＝ユマニチュードの哲学）を理解できるようになると思っています。

　私自身もイヴ・ジネスト氏のケアを見るたびに、まだまだ学び続けています。

　石垣島の皆様に、ユマニチュードの“やさしさを届ける技法”について、紹介させていただき、今後、関心を持って下さった方々と一緒に取り組んでいけたらうれしいです。

————————————

今後、一般の方向けの講演会も予定しています。

日程については、ホームページに加えてFacebookでお知らせいたしますので、

ぜひフォローしていただければと思います。ご要望などもお聞かせください。

Facebookアカウントはこちら