2023-02-02
与那国島で講演会・相談会を行いました「認知症があっても与那国で暮らす」-認知症の理解と援助-
2月27日(金)28日(土)は八重山認知症疾患医療センターの活動で与那国町にて講演会と相談会を行いました。
・ご本人ご家族、認知症の方と関わっておられる方々からのご相談
・介護に関わる職員やスタッフ向けのお話会
・地域の方々ご家族に向けての。認知症の具体的なサポートの方法についてなどのお話会
を行いました。
それぞれのお悩みや迷い不安は自分の胸の内に押し込めないで、誰かと話をすることで楽になったり違う視点で見られるようになることもあります。
また、同じような体験をして悩んだ時にどんな方法で変わっていったのかを分かち合うことで、
自分のやり方も間違ってはいなかったと確認できたり、新しいアプローチの仕方が見えてくることもあります。
町役場のかた、社協のかた、社協のデイサービスのスタッフ、診療所のスタッフなど、認知症の方々やそのご家族と日々関わっておられる皆さんが協力し連携し、誠実に熱心にサポートされています。
仕事内容も多岐に渡り、仕事量も多いですが、それでも温かい気持ちを持って献身的にサポートされており、頭が下がります。
与那国町は昔ながらの人と人との繋がりが変わらずにあり、独り歩きされている認知症の方を見かけた人が自宅まで送ってくれる、それが当たり前のことで迷子になって困ることはないそうです。とても良いことですね。
より多くの島のみなさんが認知症に対しての理解とサポートの仕方を知ってくださると、優しい思いやりが広がり、昔ながらの与那国の良さが続いて行くように感じました。
ぬちぐすい診療所では、今後も離島での相談会やお話会を行っていきます。
ご依頼は電話もしくはホームページのお問い合わせフォームよりお願いします。
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